【Unreal Engine5学習】ブループリント基礎③変数

November 21, 2022

Unreal Engine5のブループリントの基礎の学習記録。

ブループリントで変数を扱う

変数とは、値を一時的に保存しておくための箱のようなもの。変数は、変数タブから任意のものを定義できる。

例では、”Score”という変数を定義している。

ブループリントの変数の型

変数には型があり、型によってその変数で扱えるデータのタイプが異なる。

Boolean

True or Falseであらわされるデータ型

Byte

8ビット数を表す。1バイト=8ビットを採用し、0-255の間の整数を表す。

Integer

整数値。

Float

浮動小数点数。0.1とか、1.22など。

Name

テキスト名。ゲーム内のなにかの名前を識別する際に用いる

String

文字列。

Text

翻訳可能なテキスト文字列。ユーザー向けに表示されるテキスト。多言語翻訳対応が効く。

Vector

3D座標をあらわす

Rotator

3Dの回転軸を表す。

Transform

移動、回転、拡大、縮小などを含んだ3Dの変換を表す。

簡単に変数を使ってみる

ScoreというInteger型の変数を用意して、キーボードPキーを押すたびに、100ずつ加算された数字が表示される(プリント)されるというプログラムを作ってみる。

まず、ScoreというInteger型の変数を用意して、ドラック&ドロップ。get Scoreで今のScore変数の値を取得する。

加算の処理をいれ、Pキー押下のタイミングで、set Scoreで変数の上書き。Print Stringで数字を表示する。これで完成。

実行してみると、きれいに加算されている。

補足①

変数にはデフォルト値というのも設定できるので、例えば、カウントを1000からスタートしたい場合はデフォルト値を設定すると良い。

補足②

単純に、1ずつ数を数えたいだけなら、加算とsetを同時にやってくれる increment intを使うのがすっきりしておすすめ。

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