
CRM、MA(マーケティングオートメーション)領域で、めきめき勢力を伸ばしているHubspot(ハブスポット)。
今回は、Hubspotを初心者が使いこなせるようになるために、最初に覚えてポイントを解説します。
Hubspotとは、”インバウンドマーケティングに必要なツールがすべて備わったシステム”です。
すこし、乱暴なまとめのような感じもしますが、一言で表すとこれに尽きると思います。
図で表すと下記のようになります。

Hubspotでは、マーケティング施策の実施、リードデータの管理、分析が一気通貫でできるのが特徴です。
CRM、SFAとしても活用できるので、プロモーション〜リード獲得、商談管理まで Hubspot一つで完結させることができます。
また、Salsforceとの連携もスムーズなので、マーケティング施策部分はHubspotで、リード獲得以降はSalsforceで管理なども可能です。

Hubspotのマーケティング機能には、下記のようなものがあります。
・WEB広告(Google広告とFacebook広告連携)
・SNS連携
・WEBサイト管理
・ブログ運用
・フォームの管理
・マーケティングメールの実施
・スコアリング
・データ管理の自動化
など
これらの機能が一つのプラットフォーム内で管理・実行できるので、効率的です。
また、サイトやフォームなど、ノーコードで編集・修正できたりもします。このように、マーケターが技術者の手をかりずとも施策をスピーディーにまわすこともできます。
Hubspotでは、他のCRMと同じように、顧客に関連する膨大なデータをクラウド上で蓄積・一元管理できます。
そのため、サイトや広告、メールなどで獲得したリードデータをいちいちインポートしたりなどは不要です。
また、サイトのアクセス履歴や広告やメールの接触履歴などが、自動でリードデータと紐づくので、マーケティングキャンペーンの効果も一目瞭然になります。
もし今、Wordpressでサイトを管理し、スプレッドシートで顧客データの管理をし、別のメール一斉送信サービスを使っているとかであれば、今すぐ乗り換えることをおすすめします。正直、運用工数が劇的に変わると思います。
Hubspotは、CRM機能は無料から試すことができるので、Hubspot公式から登録してみてください。フォームなど一部のマーケティング機能も制限付きではありますが、無料で試すことができます。